ララちゃんランドセルってどんなブランド?
ララヤは親世代から続く、ランドセル業界では歴史あるブランドで確かな品質、良心的な価格が特徴です。
シリーズは名称を継承し、デザインを刷新するスタイルで人気ですがセミオーダーも既成デザインと二分する割合で、バリエーションが豊富です。
ここ数年においては、成長段階で付け替えするタイプの肩ベルト・マジかるベルトが登場しています。
低学年の背丈、体型にフィットするだけでなく多様なデザインで、きせかえ感覚で楽しむことができます。
ランドセルライターが語る・ララちゃんランドセルとは
ララヤはわたしの地元であり、親近感が強いブランドですがデザインが一気に飽和した約10年ほど前に、オーダーメイドに力を入れはじめランドセルをたくさん売るぞ~!とは一味ちがった路線を歩んでいるブランドです。
ランドセル大手は約5年前から、デザイナーが手掛ける派生ブランドをリリースする動きがありましたが羅羅屋も然り、VONDS(ボンズ)という名のランドセルを他社よりも早く手がけておりました。
カブセの錠がある丸みを帯びたシルエット、スポーティなのにかわいさも感じる。
うちの次男はこちらのランドセルを背負って今年5年生になりますが、彼にマッチし続けておりましてまた彼も周りとあまり被らないことから、とてもよく気に入っています。
そんなララヤのランドセル、VONDS(ボンズ)の発売が落ち着いた数年後あたりに、低学年向けの肩ベルトをリリースしています。
ランドセルの歴史の中では、背当てとか、補助パットとか、からだの成長に合わせて利用するアイテムは幾つかあるのですが肩ベルトを家で交換する発想はララヤのみ。
ランドセルの取材を始めた当初は、ズボラな性格から(1年から6年まで通用するランドセルにすればいいじゃん!)って思っていたんですよ。
お金も手間もかかるからって。ただ3人の就学を経た今思うことは、低学年向けってとても親切なんではないか?と感じています。
はっきりいって、肩ベルトの交換が要りますってランドセル、売りづらいじゃないですか?なのにこのスタイルでリリースしている。子どものからだの成長に向き合った、最善の対策だったという結果なのかと思います。
低学年用ベルトは別売りなので、意識高い家庭はどうぞ!といったスタイル。
肩ベルトの調整すらせず、卒業する家庭も多い中肩ベルトを適切なタイミングで交換できるのか?3年間なくさず保管できるのか?が求められますがこの不器用な感じが職人かたぎで、信頼し続けられる羅羅屋のよいところなのだと思います!
個人的に。マジかるベルトに、以前のエンジェル・ララの肩ベルトのデザイン、フラワーを復活してもらいたい!!
ララちゃんランドセルの2024年入学モデル・最新情報
今年のラインナップを拝見すると、おお~本格的にオーダーメイド主流になったことが伺えます!
セミオーダーでも選択できるパーツ、種類が多く、職人なかせなだって!
ISOの規格も年々厳しくなっているので、しっかりと管理して品質を維持されている努力も見受けられます。
その中でも ‘ コレクション ’ に分類されているシリーズが、ララちゃんランドセルの既製品。男の子はスポーティー、スタイリッシュなテイスト、女の子はリボン、フラワーデザインを継承し続けています。
半カブセ、ティティ・エ・ティティが消えてしまいリボンシリーズのみと女の子向けしかこのタイプがなくなってしまったのが個人的には惜しまれますが男女どちらのデザインを見ても、あ、ララヤだな!って伝わる変わりないところに好感度を抱きます。
男の子向けデザイン:アクティブ コバルトブルー
ランドセルの規格がA4フラットファイルとなったあたり、正直、ララヤのデザインに目新しさはなく既製品、もうやめちゃうのかな…?といった企画力にゆっくりさを感じていました。
それから数年経過し、え!と目を疑ったのが男の子の主力・キララの幾何学デザイン。カブゼの斬新なカットに、色をのぞかせちゃって、新たな挑戦を感じていました。
今年注目したアクティブは、その当初のキララ要素を感じるデザイン。
集積機能性ミネラル結晶体で体幹を鍛えられるって、これまたおもしろいなぁ~!
素材を独自開発するほど深く攻めることが知っているけれど、とてもニッチなところをついてきましたね?
我が家の末っ子、レスリングはじめたので…この素材、大変気になっております。
こちらを採用しても、天然皮革レベルの重さを実現しているとは、さすが。
幾何学的なステッチライン、カット、アクセントカラー
すべてのバランスがかっこよく、根強い人気のブルーを選んでみました。
少しまえは青!って色が指示されていたけれども最近はちょっと淡い、水色系が人気。
肩ベルトの内側にも色が入っているから、360度どの角度からも隙を感じさせない ‘ かっこいい ’ を堪能できます。
女の子向けデザイン: プレシャス・リボン ジュエルパープル
一瞬、フラットキューブ?と錯覚するほど、丸みを帯びたかわいいシルエットのプレシャス・リボン。
女の子のランドセルカラーで紫色は一斉を風靡したといっても過言ではありませんがその人気は今年も続いております。
パール素材がリリースされた当初は、艷やかで明度が高く、はっきりといた色味が主流でしたが最近の生地というと、マットまでいかずとも光沢は控えめ、淡いアースグリーン系寄りの色が人気です。
このジェルパープルも流行りを受けているカラーで、パープルといっても、青みがかった色味。
ホワイトカラーとの組み合わせは落ち着いた雰囲気で、かわいさも控えめだから高学年に成長しても馴染みます。
そして前じめベルトさえ外してしまうデザインが少なくない中、ここに曲線ラインを採用するのがララちゃんらしく素敵です。
マジかるベルトのデザインは、既製品とはまた違う魅力があるので、ぜひチェックしてみてください!
祖父母にランドセルを買ってもらうことが多いのでこのマジかるベルトは親からの贈り物にするのも、アリだと感じました。
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