セイバンってどんなブランド？
セイバンの天使のはねは、日本を代表するランドセルブランドです。
肩ベルトの付け根に内蔵された‘天使のはね’と呼ばれる樹脂パーツが、最大の特徴となります。
ランドセルと背中の密着度を高め、背中のクッション、肩ベルトの形状、連動する背カンがそれぞれ働き、背筋がピン！と伸びた、正しい姿勢をキープすることができます。
高い品質と実績で、プーマやオロビアンコといった有名ブランドとのコラボデザインもリリースしています。
創業１００年の区切りに新たな試みとして、ドイツにて、大人向けのランドセル・SICOBA(シコバ)を販売しています。
ランドセルライターが語る・セイバンとは
センバンはザ・大手といったところで、絶対的な安定感があります。
品質しかり、企画力も高く、デザインやカラーのバリエーション、軽量タイプや反射タイプなど抜かりありません。
インターネット販売やA4フラットファイルへの容量の仕様変更などは若干遅れをとる印象があり、例えば昨今、前締めベルトのないデザインが流行っていますが、こちらのデザインに対応しきっていません。
女の子向けはプリンセス系、男の子向けは騎士系のデザインがロングセラーです。
ロングセラーは男女共にモデルロイヤルというシリーズ名で、ほぼ全ての機能が搭載されています。
機能が多いだけあり、このモデルには３D肩ベルトが搭載されているけれど、ラクパッドは未搭載、など仕様の把握が大変です。
機能は気にせず、デザイン重視で選ぶのがマスト。
幾つかのデザインで迷っているケースにおいては、その比較材料の１つとして機能の違いを見てみるのもお勧めです。
個人的には…セイバン、もっと新しいことができるのはないかと感じています。
例えばデザインは少し前からあまり変わらず…王道過ぎてしまう印象なんですよね。
お、そうきたか！ という、変化球があまりない。だからこその品質超安定なのかもしれませんが、もったいない気がしてしまいます。
セイバンで１つ注意が必要なのが、体格のいい子です！
例えば我が家、３人男の子なのですが、１番下の子に限り、ちょっとぽっちゃり（いや普通にぽっちゃり？）。
天使のはねを試着したとき、肩ベルトが脇腹にぎゅっと食い込んでしまって、ベルト穴を調整してもあたってしまいということがありました。
おそらくひねピタ（機能名）の作用だと説明をもらいましたが、最近のモデルにほぼ実装されている内蔵プレートでして。
個人差があると思いますので、体格いいならセイバン絶対ダメってことじゃないですよ！？
不安にちょっとでも感じたら、実際背負ってみてね？といったアドバイスです。
長男も次男も細身ですが、逆に細身の子には隙間がなくぴったり安定するってことです。
ダメだよ？っていったすぐ後に、全力で走りますからね。子どもって。
セイバン・天使のはねランドセルの2024年入学モデル・最新情報
ランドセルで絶対的に求められているのは［ 軽量化 ］です。セイバンはこれを スゴ軽 エアー で応えてくれています！
軽いといったらヘリがないタイプ、フラットキューブという名が一般的には浸透してますが、まさにこの形状。
数年前にはスゴ軽がセイバンの最軽量でしたが、当時から軽さで定評のあるマルモトのくるピタを差し置いて堂々の１位でした。
必要最小限の機能の実装に留まっていますが、容量の十分、フラットキューブでこの軽さ、価格は類を見ません。
しかも56,430円（直営・オンライン限定早期割引価格）はリーズナブル！６万切ってこの軽さはコスパも最強です。
フィラットキューブといえば、１番心配なのが型崩れ。
ヘリがない分、形状を保つことが最大の課題といわれています。
なもんで、背中側の上部にごつめの鋲が留まっているのですが、これが背中の生地、背板、内側上部に内蔵される形状維持樹脂、２重の芯材プレートを一気にまとめてくれる役割を果たします。
特許を申請するのが大手っぽいですが、スタイルキーパーはセイバンの実績で生まれた変形防止パーツで、これがフラットキューブに内蔵されているところが安心できるポイントなのです。
そんな軽量タイプに称賛しつつ、わたしは今年のラインアップから選んだのは、デザインより。
男の子はプーマ スピードスター（直営限定モデル）のレッド（パールメタルレッド×ジュエルホワイト）、女の子はスゴ光 マジカルブライトの（パステルパープル×アクア）を紹介します。
男の子向けデザイン：プーマ スピードスター（直営限定モデル） パールメタルレッド×ジュエルホワイト
プーマといえばセイバン。数十年前から造り続けている、ロングセラーです！
以前は販売店モデルと百貨店モデルって、デザインと機能の差をはっきり出したラインナップでしたが、現在のプーマは‘プレミアムエディション’が百貨店の名残を残している雰囲気があるだけで価格も等しく、側面のデザインがPUMAのロゴか、プーマのシルエットかの違いになります。
黒ベースにヘリやステッチの２色でコンビ配色しているデザインは、一世を風靡してからあまり変わらず。
う～ん、あまり力入れなくなっちゃったのかな…？と感じている中、目にとまったスピードスターのレッド（パールメタルレッド×ジュエルホワイト）はとても斬新で美しい！
赤いランドセル、実は一部の男の子に支持されているんですよ～。ただコアなファンってことで、あまり売れない。
そう、つまり、大手でしかなかなか手に入りづらい色でもあるんです。
しかも使っている素材がパールと、フィットちゃん同様、女の子向けの光沢を男の子向けに出した思いっきりが評価できます。
なにかとジェンダーが求められるので、女の子向けを想定している背景もあるかと思いますが（アクアモデルも女の子が背負ったイメージ画像あるぐらいだし）、赤っていうか、ワインレッドに近い色味。上品。パール素材でなかなか見なかった色味なんです。
内ポケットのホワイト配色もインパクとあって、かっこいい‼
レビューでは「男の子、かっこいい赤のランドセルがいい！希望で即決。このランドセル以外考えられない。」このコメントが。
そうだろうな！なかなか見ないカラーだもんな、プーマだしって、意味なく自分も嬉しく心踊ってしまいました。
個人的には背中側のブラック配色がこの赤色を引き立ててくれて、お気に入りポイント。
D管、ナス管の鋲も黒でシャープなデザイン。
ワインレッドと黒なんて、大人すぎやしないか？と、よだれものです。
女の子向けデザイン：スゴ光 マジカルブライト （パステルパープル×アクア）
自分に娘がいたら…選ぶのはフレンチリボンのミルクティーカラーかレジオボタニカルの小花刺繍を推しますが、ランドセルのライターとして語りたいと疼くのがこちら、マジカルブライト。
ぶっちゃけ幼児だからこそ選んでしまいそうな、かわい過ぎるデザイン。
実際に 「これがいい！」 って子どもが選び、ちょっと待って？ となったお母さん、少なくないんじゃないかな。
ただ母親も惹かれるポイントが、リボンに月って、ほら、セーラームーン世代って話！
なんなか赤がどストライクって。ヒロインカラーだもの、前じめピンクだし。
わたしがこのデザインを評価するポイントは幾つかあって、わかりやすく箇条書きにしてみると…
- 大胆にカブセにデザインがあって個性的！しかも反射素材で安全度もアップ
- 装飾が刺繍、型押し、型抜き、クリスタルと種類が豊富かつ適切
- 内ポケットの鍵チャームがかわいい（なんなら魔法ステッキでもよかった）
となります。個人的には型押しデザインがツボで、そこに型抜きまでいれたのか！
盛りだくさんで決して地味じゃないけれど、盛りすぎを感じないのは、個々のデザインごと刺繍にするか、抜いて反射素材を見せるか？など、丁寧に調整されたのだと感じ、その背景を考えただけで、あ、すごいランドセルだなってなりました。
それでも悩む！ってかた、いらっしゃいますよね～？
シンプルなランドセルもセンスよく、惹かれる気持ち、よくわかります。
わたしも今年入学して、子どもの意見だけ主張してやっちゃったかな？って。
でもね、子どもたちはこのランドセルはどこどこのブランドなんて、知りもしないし、なんなら興味ないんですよ。
ランドセルが大好き。自分が選んだランドセルと気に入って、学校行けるのが本当に楽しみ！って。それだけで十分なんですよ。
マジカルブライトのデザイン、最近の流行りのデザインではないですが、これ好き！絶対これがいい！って女の子のためにリリースされたと感じます。
ここであえて選んだのが、パープルカラー。アクア以前に人気が出たカラーですが、このデザインを引きたててくれる魅力があるなって。
ここで購入者の評価を見てみましたが、4.9★と高評価過ぎて驚きました。コアなファン層が厚い‼
即決が多く、学童通いの家庭では、反射素材はやはり安心で決めての１つとなっています。
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