使わなくなったランドセルはどうする?
多くの方が自宅で保管、使わなくなっても捨てられずに実家などに置いてあるという人が6割もおられました。その一方でゴミとして捨てたという方も2割ほどいました。
それ以外の方は何らかの形で使われるようあげたりしているのがわかります。
何にも使われない状態のランドセルが保管されている人と捨てた人をあわせると8割の人がランドセルが使われないままになっています。
しかし、世界または日本の別の地域ではランドセルを必要としている人がいます。どうせなら誰かに使ってもらうということを考えてみませんか?
想い出のランドセル、遠く離れた地で再利用!
海外支援としてはジョイセフ(JOICFP)が有名ですが、ランドセルの寄付という意味では本の出版もありクラレがメインで活動している‘ランドセルは海を越えて’が記憶に強く残っています。
しかしボランティアという名目では各団体の垣根はなく、どこから繋がった活動のため
寄付までの流れやかかる費用、活動記録を確認しご自身が取り組みやすい団体に参加することが1番だと思います。
ランドセルの寄付先について
以下よりランドセルの寄付先を紹介します。
株式会社クラレ
アフガニスタンの子どもへ ランドセルは海を越えて
<必要費:約1,000円(首都圏内)
①HPより申し込み→②送付案内メール→③ランドセル発送
募集する予定数があり、応募資格を得る必要がありますが、首都圏内の倉庫までの送料のみで寄付することができます。
※アフガニスタンまでの輸送費・現地配布費用はクラレ負担
参考・詳細はこちら:https://www.omoide-randoseru.com/home.html
国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
アフガニスタンの女の子へ 想い出のランドセルギフト
<必要費:1,800円+送料(A4フラットファイルサイズで約1,000円と仮定) ※海外輸送経費(倉庫保管料込)>
①海外輸送経費(1,800円)を振込→②ランドセルを送る(送料負担)
クレジットカードやコンビニ支払い(ファミマ)、銀行・郵便局の振替で対応できます。
また書き損じの葉書がある場合、代用することができます(しかし62円の場合、38枚以上と枚数が必要となります)
〒143-0001
東京都大田区東海4-7-7
鴻池運輸 大井物流営業所内
サンライト「ジョイセフランドセル」係
※電話番号記載不要
※宅配便送付元名と輸送費の入金者名は必ず同一とする
参考・詳細はこちら:https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/
国際社会支援推進会 ワールドギフト(World Gift)
古いランドセル寄付を募集!途上国の子ども達のために役立てます。
①郵便局or佐川に集荷依頼→発送後に振込(2,400円/120㎝・30㎏以下の場合)
6つの支援団体(国連WFP、国境なき医師団、JCV、世界自然保護基金ジャパン、交通遺児育英会、日本赤十字社)を通じて
運営されています。鞄なども寄付対象で、他の2団体とくらべ、かかる費用は高めですが、取扱い品目数が多めなのが特徴です。
詳細はこちら:http://world–gift.com/kihu/schoolbag-1.html
ランドセルの寄付で注意することとは?
基本的にどの団体も、寄付後の返品は不可となります。また再利用するに足りない大きな破損などは、廃棄処分となるので
準備段階で基準を満たしているか、送付前に詳細を確認することをお勧めします。
送付前にチェックすべきこと
- 使用することが困難な破損がある
- 豚革製のランドセル ※宗教上の問題で、利用できません
- 付属品は取り外す ※しかし未使用の文房具類はプレゼント扱いとなり、喜ばれます!
あればより嬉しい!?ランドセル以外で喜ばれる寄付品
- 鉛筆、ノート、消しごむ、鉛筆削り(手動のみ)、下敷き、クレヨン
- 寄付品でもNGなものってある?
- はさみ、カッターなどの刃物
- ぬいぐるみなどのおもちゃ
- 楽器や液体のり、ホッチキス、シャープペンシル、バインダーなど補充を必要とするもの
- 衣類やバッグ ※団体によっては可
寄付の目的は、発展途上国の子どもの教育支援です。
家庭の不用品=必要とされるもの、ではないのでご注意ください。
以上が「ランドセルの寄付先」や「ランドセルを寄付・送付するときに注意すること」を解説しました。参考になれば幸いです。