フィットちゃんランドセルの工場に潜入取材!!
Tipsラ・ポンテ富山工場の最新取材をレポートします!!
今回は(株)ハシモトさん(フィットちゃんランドセルの会社名)にお声がけいただきランドセルの製造工場の見学をさせていただきました。
見学を終えた今、感じているのは‘お子さまを第一’という想いが伝わっています。
「 ランドセルの製造なんて、どこも一緒じゃない? 」
「 機械つかった流れ作業なんでしょ? 」
と思っているかたにこそ読んでもらたい、フィットちゃんランドセルだからこその品質。
時間のゆるす限り、ぜひお付き合いください。
工房系と工場系の違いについては以下の記事で解説しました。
ランドセルには工房系と工場系に分けられますが、その違いはどこにあるのでしょうか? 主に工房系と呼ばれるランドセルの代表格には鞄工房山本や土屋鞄、萬勇鞄などがあります。 一方で工場系とも呼ばれるランドセルにはフィットちゃんランドセルやセイバンの天使のはねがあります。 このページでは工...
ランドセルには工房系と工場系に分けられますが、その違いはどこにあるのでしょうか? 主に工房系と呼ばれるランドセルの代表格には鞄工房山本や土屋鞄、萬勇鞄などがあります。 一方で工場系とも呼ばれるランドセルにはフィットちゃんランドセルやセイバンの天使のはねがあります。 このページでは工...
ISO9001の認証をカバン業界初取得
フィットちゃんランドセルの特徴の1つでもある、カラーとデザインの豊富さ。
細部にまでこだわっているからこそ、各部品の組み合わせはパターンはとても多く(ランドセル業界において日本最大級!)、工場内ではこれらの組わせを間違えない工夫が必要です。
工場内にはそれぞれの組み合わせを誰がみても、簡単に認識できるような工夫がされています。
※工場内には各パーツに付番され、目立つ場所に設置されています(この画像はランドセルに使用されるパーツを説明するものであり、工場内の付番を表すものではありません)
だからこそ工場ではISO9001を取得でき、高い品質を保たれているという、第三者機関からの認証を得ています。
ISO9001ってよく聞くけれど、取得しているってどういうことなのか?
簡単にいえば、製造工程がわかりやすく整備されています。
だから人材が育ちやすく、品質を保るつことができます。なにかあったら原因を追及でき、迅速に改善できます。結果、品質があがります。
現状の課題が明らかになり、より効率化を図り、品質があがったり、価格の値段を下げることにもつながります。
ISOの取得は、製造されているかたも誰がどんなことをしているが把握しやすくなり、モチベーションにもつながります。
要所要所の検査も通りやすくなると、生産性もあがってきます。
責任感でプロ意識が育ち、これまた品質向上につながりますね!
わたしたち、買い手にとっては確かな品質のモノが、安く手に入るようになります。
ロスを減らすために、人の目での確認を徹底!
モノづくりの中で、「誤り=ミス」が最大の課題です。
できる限りモノの規模(ボリューム)が小さいうちに、はやめに潰すことがマストでセオリーといえます。
例えばランドセルが完成した後、「 あ、ここに傷が!! 」ってなったら「 がんばって組み立てしたんだけど… 」と、売れないランドセルに、余計な工数がかかってしまいますよね?
こういったこと(ロス)を見積もって、商品の定価が決まる仕組みですがそもそも、ここのロスが少なければ、定価も低く設定できるわけでして…。
このような背景から、フィットちゃんランドセルは、製造工程のはじめの段階で人の目による検品が徹底されています。
素材メーカー側での検品はもちろん、されていますがフィットちゃんランドセルの工場では、さらに厳しい独自基準を設定しさらなつ品質向上を目指しています。
明るい光源の元、正面から横から熟練された人の目で1つ1つ、丁寧にチェックをしています。
細かな作業の積み重ね・適材適所・厳しい検品の繰り返し
各パーツが完成したら、ちょっと離れたこちらのフィットちゃん黒崎工場で組み立てを行っています。ランドセルの前ポケットの部分から、本体となる大マチ、背中部分、カブセ…
中でも大マチを縫い合わせる作業は力が必要なので男性が担当され、ズレないように固定しながらとても気を遣い、ミシンを進めていました。
完成し、箱詰めする直前の検品も人の目で、丁寧に行われます。ランドセルの向きを変えながら360℃、カブセを開け中の細部まで厳しくチェック。
まっすぐ立ったまま、常に首が下を向いているんです。
この場面を目の前にし、もし自分なら完成したランドセルに対し「 ここちょっと… 」が言いづらい。
完成するまでの大変さを理解してしまっているから…。
しかし今、自分が指摘しなければお店、家庭に渡って。と考えると自分の役割を強く認識し、「 ちょっとここが… 」とはっきり主張します。
昨今ではインターネットの普及に伴い、消費者の目がとても厳しくなってきています。
早々以上に神経を使う、とても重要な役割です。
フィットちゃん富山ショールーム~子どもが嬉しい、体験コーナーも!
フィットちゃん富山ショールームでは、工場見学に合わせ、よりフィットちゃんを知れる体験コーナーなるスペースがあります。
ここでは視覚的に、フィットちゃんの特徴をわかりやすく知れるので( 肩の動かしやすさ・大人が背負えるランドセル・目に見えない丈夫な中の構造・背あての通気性収納力・安ピカッの視認性の体験コーナー・写真撮影 )工場見学と合わせると、よりわかりやすく理解することができます。
中でもフォルクスワーゲンのミニカーの乗ってボタンを押すとライトが点灯し、安ピカッの反射率の高さを比較してチェックできる展示は、子どもに大人気!
外車イエローというチョイスもおしゃれで、心躍りました♪
フィットちゃん安ピカッ(反射素材)は、昼間は通常色で、デザインを損ないません。ここが他のブランドとの違いであり、デザイン性と安全性の両方が優れています。
安ピカっシリーズの一覧は、こちらからぜひチェックしてみてください。
>>暗いところでピカッと反射・安心・安ピカッランドセルはこちら
巨大フィットちゃんとの写真撮影もおすすめ。
こちらは実際、CMでも起用されている、名脇役!?ともいえる存在なのです。
そしてとっておき、ランドセルのショールームではフィットちゃんランドセルすべてを目でみてさわって、背負って親子自由に選ぶことができます。
最後に運営者からのコメント
わたしはフィットちゃんランドセルの社長・橋本様のお話を直接伺い子ども第一の想いが伝わりました。
瞬間、カタログやホームページで掲げられていた< 子ども第一 >がカタチだけでないことを確信し、自身がはずかしくもなりました。
子どもが育つ、重要な6年をよりよくしたい。
背負いやすく、負担の少ない、安全なランドセルにしたい。
いろいろな家庭がある。差はつけたくない。値段は押さえたい。
子どもの間に、優劣を感じさせるランドセルを生み出したくない。
わたし自身、3人を育児している母親です。仲のよいママ友には、大変な想いをして育てている家庭もあります。
子どもを取り巻く、さまざまな、複雑なストレスも感じています。そんな中、ランドセルをつくられる立場から、予算の背景まで考えられて胸が熱く、感謝のきもちでいっぱいになりました。
ママを代表してなんて、おこがましい表現ですがそんな想いで ( ありがとうございます ) を感じるとともに母親として、もっとランドセルを知らないといけない。
そして1人でも多くのママに、わたしが知っていることを伝えたいと。
橋本社長は、母親以上に子どものランドセルを背負って通う、通学について
本気で真剣に考え、取り組み続けています。
消費者である、我々親やこどもの意見に耳を傾け希望が多いところから強化・改良をしサンプル的存在のランドセルを、数量限定で販売しています。
「 最近は学習机、買わないでしょ?その予算がちょっとつかえて… 」なんて意見には親近感を感じました。
フィットちゃんランドセルの新モデルや特徴解説もあわせてご確認ください。
このページでは、ランドセルについて10年以上研究・分析しているランドセル専門家が実際に開発担当者、ショールームのアドバイザー、工場長、ラ・ポンテ幹部の方々にお伺いしてフィットちゃんランドセルの魅力や最新情報をまとめています。 フィットちゃんランドセルってどんなブランド? フィットちゃんランドセル...
このページでは、ランドセルについて10年以上研究・分析しているランドセル専門家が実際に開発担当者、ショールームのアドバイザー、工場長、ラ・ポンテ幹部の方々にお伺いしてフィットちゃんランドセルの魅力や最新情報をまとめています。 フィットちゃんランドセルってどんなブランド? フィットちゃんランドセル...
フィットちゃんランドセルの詳細は公式サイトでご確認ください。