萬勇鞄ってどんなブランド？
萬勇鞄の最大の特徴は、強度が必要な背中、肩ベルトの部分を手縫いで仕上げていること。
手縫いはコードバンや牛革だけでなく、人工皮革素材にも採用されています！
ここ数年でデザインを刷新し、スタイリッシュさに磨きがかかってきました。
数年前までは１つのランドセルのデザインに対し、牛革素材、人工皮革素材といっためずらしいシリーズ展開でしたが、最近では新しいデザインに対しこれが牛革、こっちはパール系素材といったように、こだわりが増してきている印象です。
デザインのラインアップはそう多くはありませんが、ロングセラー含め１つ１つのとても味があるので、子どもだけではなく、大人も選ぶ楽しみを感じられるブランドです。
ランドセルライターが語る・萬勇鞄とは
正直に話すと…少し前までのランドセル、ちょっとデザイン古く感じてしまっておりました。
品質はしっかりされてていて素晴らしいのに、A４フラットファイル対応などで、デザインの企画が追いつけていないのではないかって。
パール素材が出始めた頃は、女の子向けにシャルムローズあたりが登場し、まぁエレガント！と心踊ったものですが、男の子向けのラインナップが乏しく、ここまでなのかな？と。
しかし今年の新作は、やってくれたね～！といったテンション。見ました？アッシュ。
流行りのノー前じめベルト！アシメの曲線ステッチ、もう１年早くリリースしてくれていたら‼って感じ（末っ子今年１年生）でかなり悔しいです。
牛革なのに70,400円（税込み）とは、萬勇鞄さん、良心的な価格設定。
ちょっともったいないのは、これを男の子向けってカテゴリしてしまっている点。
女の子でも欲しがるジャンダーなデザインですよ！
素材を知り尽くしているだけに、そのデザインにマッチしたカラーも上手に組み合わせていると感じます。
エスプリのエクルベージュは最高にかわいく、フェルべのグリーン×チョコは他では見かけない渋いコンビカラーでおもしろい。
オラージュ カーボン系人工皮革の健在！カーボン素材好きですが、メタっクカラーも大好き。
カーボンブラック×シルバーカラー、新しいですね。着る服の色選ばず、ハイセンスなコーディネートになること間違いなしです。
萬勇鞄の2024年入学モデル・最新情報
既に取り上げた話題ですが、今年の注目はやはりＡｓｈ（アッシュ）。女の子もぜひ、候補に検討ください！
このアッシュには、筆記体の刺繍がされていて‘自分自身で未来を切り開いてほしい’という願いが込めてあります。
デザインとして子どもへの想いを入れるランドセル、幾つかありますが（西日本の工房系が多いかな？）ダイレクトにメッセージって、そうない発想なんですよ。
筆記体の文章もめずらしく、あぁなるほどね！ってなりました。刺繍デザインの新境地的な。
率先力、積極性、現代の男の子に確かに求められている話。
しかしジェンダーだから、女の子も然りって。ここからも男女共通デザインとしてもらいたい。
もう１つ取り上げるなら、やはり筆記体刺繍をうまく取り入れたGARLAND（ガーランド）。
牛革のカラーバリエーションも増えている昨今、リーフグリーンとダリアの色味は柔らかく、可愛らしい。
少し前の萬勇鞄を知る人は今年の新作、本当に驚くかと思います！
男の子向けデザイン：わたしのイチオシ／Ａｓｈ（アッシュ） グレイッシュブラウン
もうしつこいよ！ってなりますが、わたしが男の子向けにお勧めしたいのがAsh（アッシュ）のグレイッシュブラウン。
萬勇鞄さんが男の子向けを！最近の流行りを企画してくれたことが本当に嬉しい。
これは性別関係ないデザインではないのか？といい言い続けてきましたが、そもそも男女別で紹介すること自体、間違っているのかもと思いながらの紹介です。
牛革の素材が採用されていますが、拡大画像をみてわかるように、素敵過ぎる風合い高い部分を採用しております。
この素材にアースカラー、レトとな鋲やフック、筆記体の刺繍またその色が相まって「それ、どこのランドセル？」ってなるわけです。
今流行りだから、前じめベルトのない側面は幾つか見かけるようになるわけですが、当然かぶりも出てくるってこと。
そんな中、Ash（アッシュ）はカラー、デザイン、一味違った別格さをアピールできますよ！
残念なのが、グレイッシュブラウンの着画画像モデルがないってこと。
背負った雰囲気がわからないって、逆に魅力的。
この色、淡い小豆カラーで、女の子が背負っても、絶対にキまる！
そしてキメられる男の子一体どんなん？（少なくても家のぽっちゃりくんは…違うな）と想像がとまらない、魅力的なカラーというわけなんです。
買ったよ！背負ってみたよ！！ってかたいらっしゃたらぜひ感想、ください。聞きたいです～
女の子向けデザイン：わたしのイチオシ／グレイスティアラ パール系人工皮革 パールピンクベージュ
GARLAND（ガーランド）に注目したものの、よくよくラインナップの詳細を見てみると牛革にハイブリット、全１２色と、これからのロングセラー！？と思わせるラインナップの
GraceTiara（グレイスティアラ）が気になってしまい、その沼にハマってしまいました。
なにを隠そう、ロングセラー‘クローネティアラ’の後継モデルでした‼
そしてこれまでの新作はパール素材が人気だったということで、パール系 人工皮革を覗いてみると、最近の人気カラーであろう、おいしそうなパールピンクベージュが目にとまり、こちらを推させて頂きます。
パールカラー、ラベンダーアクアと来まして、ブラウン？して、柔らかい色味のピンクって歴史があるでしょうか。
流行りの色はぐるぐる回るのが性といわれますが、約６年前の現中学世代と比べ、この世代は派手さはあまり受けません。
パール系でこんなにも柔らかい色があったのか、というほど、優しく暖かいピンクベージュ。
アイボリーに近い同系色をあわせることでお、そのソフトさは一層高まり、かわいい印象を深めます。
カブセのヘリのシルエットが、曲線だけでなく、尖っているシャープなラインも存在しているのもポイント。
優しさの中にキリッとした、引き締め感を出してくれています。
筆記体の文字、なんて意味が込められているのでしょう…？Ａｓｈ（アッシュ）の‘自分自身で未来を切り開いてほしい’という思い同様萬勇鞄さん、もし見られていたら、情報提供、頂きたいです！
（カタログには掲載、されているのかな…？？）
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